
◼️Happy Birthday, Mr. President.
Happy Biruthday,Mr.President.
昨日、Netflixで映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』を観た。
トランプが若い頃、どうやってあのトランプになったかを描いた映画だ。
奇しくも昨日はトランプ大統領の80歳の誕生日だったらしい。
株をやっていると、
彼の一言で相場がガラリと変わるスリル(あるいは悲劇)を何度も体験することになる。
「いったいこの男は何者なんだ」という野次馬根性もあって観てみたのだが、
映画そのものはなかなか面白かった。
◼️ロイ・コーンという男
ただ、映画そのものより強烈に記憶に残ったのが、
ロイ・コーンという人物だ。
悪名高き弁護士で、若き日のトランプの師匠にあたる人物。
マッカーシズムの時代に暗躍し、その後もニューヨークの権力者たちの間を泳ぎ続けた、
いわば「闇のフィクサー」みたいな男だ。
そのロイ・コーンが、トランプが結婚したいと言い出した時にこんなことを言う。
「財産を半分失う契約にサインする気か? 結婚は2者間の契約だ。ゼロサムゲームだ」
身も蓋もない。
でも、なぜか妙に納得してしまった。
アメリカやイギリスの離婚における財産分与は本当にすさまじい。
あの人気の兄弟バンドの再結成の理由も離婚の慰謝料を稼ぐためだとか。(真相は知らないが)
笑えない話だ。
◼️毎年、更新するという選択
「結婚は契約」という言葉で思い出したことがある。
男性の知人が、毎年結婚記念日に奥さんと
「この一年ありがとう、来年もまた一緒にいますか?」
と確認し合っているという話を聞いた時、最初は衝撃を受けた。
でも今は、それ、めちゃくちゃ賢いと思う。
結婚して一緒に生活してみないと、相手のことなんてわからない。
ある程度わかった上で結婚したとしても、人の気持ちは変わる。
環境も変わる。自分も変わる。
それなのに、一番盛り上がっていた時期に交わした約束を、
何十年も守り続けることを当然とするのは、なかなか無理のある話ではないだろうか。
「毎年更新」は、むしろ相手への誠実さだと私は思う。
惰性で続けるより、毎年「それでも一緒にいたい」と選び直す関係の方が、
よっぽど健全じゃないか。
まあ、こんなことを大きな声で言うと叱られそうだし、
実際のところ私もそんなことを夫に提案する勇気はない。
でもロイ・コーンみたいなことを言うつもりはないが、
契約である以上、双方が納得して続けるのが筋だとは思う。
映画の感想がこんなところに着地するとは、我ながら思わなかった。
◼️それでも、娘には添い遂げてほしい
……などと好き勝手書いたが、最近結婚した娘には、そんな理屈は抜きにして、
その彼とぜひ添い遂げ幸せになって欲しいと思っている。
親というのは、勝手なものである。

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